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【バタフライスツール】蝶が羽ばたくようなシンメトリーで軽やかな椅子

2018-08-31 by えん コメントを書く

180820_バタフライスツール
180820_バタフライスツール

バタフライスツールの特徴

左右対称のシンプルで美しいフォルム。バタフライスツールは1954年に柳宗理氏にデザインされた椅子である。

一般的な椅子は脚~背もたれ~座面、という構成となっていることに対し、バタフライスツールは2枚の左右対称の曲木のみで構成されている。

バタフライスツールというその名のごとく、羽ばたきそうな非常に軽やかな表現となっており、座っても大丈夫かと躊躇してしまいそうにもなる。一見、奇をてらったデザインのようにも思えるが、2枚の板が2つに割れたお尻を支える様子は、意外に理に適っているようにも見え、曲木のしなり具合も、絶妙に丁度いいようである。

バタフライスツールの構成

バタフライスツールは同じ型の2枚の成型合板を金属棒で支持する構成となっている。

成形合板はセブンチェアなど、名作椅子で広く使われている構法だが、柳氏がイームズを訪れた際に、成形合板で作られたイームズの代表作レッグスプリントを見て、インスピレーションを得たという。(※レッグスプリントとは、イームズが成形合板を用いて考案した、負傷した人間の足を固定する添え木である。)

足元が緩いカーブを描いているのは、もともと畳の上で使用できるようにとデザインされているらしく、畳を傷つけない配慮から。しかし、見た目の特徴からか、玄関に置いている方が多いようである。(確かにわかる気がする。)

デザインしてから早い段階で大きく評価され、1957年第11回ミラノ・トリエンナーレに招待出品し、金賞を受賞。またパリのルーブル美術館、MoMA)など著名な美術館に収集されており、長年親しまれる椅子になっている。

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円

大手設計事務所勤務の建築家 / 爬虫類ブリーダー / 家族肖像画家 / 2児の父

仕事に子育てに多忙を極める中、人生を少しでも楽しむための情報を発信中。

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