シュレーダー邸は個人的に好きな住宅の1つである。
設計はへリック・リートフェルト。
面の連なりで構成された外観と3原色を使った表現はあまりにも有名だが、プランも可動間仕切りを用いた当時にしては、斬新なものとなっている。圧倒的に斬新なこのフォルムが100年近く前に設計されたなんて考えられない。
直線をベースにつくられた形状は、一般的な住宅から大きく逸脱するわけではなく、それでいて他の建物とは一線を画す外観を持ち、格好いい。
どのようにして、このようなかたちをつくることが出来たのか、スケッチしながら考えてみた。