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【ミース・ファン・デル・ローエ】ファンズワース邸

2018-01-09 by えん 2 コメント

ファンズワース邸_全景
ファンズワース邸_全景

Contents

  • 1 ファンズワース邸の概要
  • 2 ミース・ファン・デル・ローエという建築家
    • 2.1 ミース・ファン・デル・ローエの代表作
  • 3 ファンズワース邸の特徴

ファンズワース邸の概要

  • 所在地 : 14520 River Rd, Plano, IL 60545 アメリカ合衆国

 

  • 設計者 :ミース・ファン・デル・ローエ
  • 建設年 :1951年
  • 用途  :週末住宅
  • 構造  :鉄骨造
  • 階数  :地上1階

ミース・ファン・デル・ローエという建築家

20世紀のモダニズム建築を代表する、ドイツ出身の建築家。

ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライトと共に、近代建築の三大巨匠、あるいは、ヴァルター・グロピウスを加えて、四大巨匠とみなされる。

「Less is more.」(より少ないことは、より豊かなこと)や「God is in the detail(英語版リンク)」(神は細部に宿る)という標語で知られ、近代主義建築のコンセプトの成立に貢献した建築家である。柱と梁によるラーメン構造の均質な構造体が、その内部にあらゆる機能を許容するという意味のユニヴァーサル・スペースという概念を提示した。

出典:Wikipedia 『ミース・ファン・デル・ローエ』

ミース・ファン・デル・ローエの代表作

  • シーグラムビィルディング
  • バロセロナパビリオン
  • バルセロナチェア

ファンズワース邸の特徴

言うまでもなく、以降のモダニズム建築を牽引する作品の一つである。ミニマルな構成は、アウトフレームとコアにより成り立っており、住宅というより、超高層オフィスの構成に近いとも言える。住宅は外に開きながら、うちに閉じたいが、オフィスビルは、外に開くことのほうに重きを置かれる。

どうだろう。住宅といわれると、「住みにくそう」と思ってしまうが、事務所といわれると、開放的で気持ちの良いオフィスに見えてくる。

8年後のシーグラム・ビルディングは、超高層建築の記念碑ともいえる作品で、住宅とオフィスで違いはあれど、構成は同じである。そう考えると、ミースという建築家は、人・環境などといったことよりも、構成や合理性を主軸において建築を考えていたように思えてくる。

8本のI型鋼は組立後、研磨されてさらに白く塗装されるなど、《ファンズワース邸》は工業製品を使用しながらも一品生産品以上に建設コストがかかっており、予算超過による訴訟事件が起こされたことでも有名である。

出典:artscape『《ファンズワース邸》ミース・ファン・デル・ローエ』

このエピソードから、単に合理性だけを追求していたのではなく、合理主義を一つのタイポロジーとして実現すべく、ディティールまでこだわった姿勢が伺える。

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管理人:えん

円

大手設計事務所勤務の建築家 / 爬虫類ブリーダー / 家族肖像画家 / 2児の父

仕事に子育てに多忙を極める中、人生を少しでも楽しむための情報を発信中。

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