• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

スケッチズム  

ブラック業界で働く2児の父が、時間のない人生を謳歌する様々な方法を発信するサイト

  • ヒョウモントカゲモドキの飼育関連
  • 雑記
  • 読書ログ

【動的平衡】最高におもしろい生物学の入口

2019-01-06 by i-korih コメントを書く

新版 動的平衡: 生命はなぜそこに宿るのか (小学館新書)

福岡伸一氏の『動的平衡』。

素人の僕にも、生物学のおもしろさ、奥深さ、ロマンが存分に伝わってくる名作中の名作であった。

一貫して「生命の定義とは何か?」という問いかけに対する回答を模索しているのだが、歴史から紐解き最新の科学まで、まるで物語を紡ぐようなそのアプローチは、単純に物語としても抜群におもしろい。それでいて、「生命とはどういうものか?」という回答には個人的に100点満点で納得した。

作中、特にグッときた文面を紹介する。

『動的平衡』本文からの引用

すべての生体分子は常に「合成」と「分解」の流れの中にあり、どんなに特別な分子であっても、遅かれ早かれ「分解」と「更新」の対象となることを免れない

タンパク質の新陳代謝速度が、体内時計の秒針なのである。そしてもう一つの厳然たる事実は、私たちの新陳代謝速度が加齢とともに確実に遅くなるということである。 ~中略~ つまり、歳をとると一年が早く過ぎるのは「分母が大きくなるから」ではない。実際の時間の経過に、自分の生命の回転速度がついていけていない。そういうことなのである。

[もっと読む…] about 【動的平衡】最高におもしろい生物学の入口

Filed Under: 読書ログ

【シェルチェア】イームズによる最強のローコストチェア

2018-11-22 by i-korih コメントを書く

シェルチェア
シェルチェア

シェルチェアの歴史

  • 1948年ニューヨーク近代美術館が開催したローコスト家具デザイン国際コンペの際、チャールズ&レイ・イームズがデザイン
  • 1950年に製品化、大量生産が可能になった初めてのプラスチック製の椅子
  • 当初は、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)素材で製造されていたが、再資源化できないため、現在はポリプロピレン製

シェルチェアのデザイン思想

  • シェルチェアは、「快適さ」と「多様性」の目標を掲げる
  • 「快適さ」:深く座るくぼみ部分の座面と優しく柔軟性のある背もたれを考案
  • 「多様性」:あらゆる生活シーンに対応できるよう多くのベース部分を制作。
シェルチェア
シェルチェア

[もっと読む…] about 【シェルチェア】イームズによる最強のローコストチェア

Filed Under: 絵日記

【バタフライスツール】蝶が羽ばたくようなシンメトリーで軽やかな椅子

2018-08-31 by i-korih コメントを書く

180820_バタフライスツール
180820_バタフライスツール

バタフライスツールの特徴

左右対称のシンプルで美しいフォルム。バタフライスツールは1954年に柳宗理氏にデザインされた椅子である。

一般的な椅子は脚~背もたれ~座面、という構成となっていることに対し、バタフライスツールは2枚の左右対称の曲木のみで構成されている。

バタフライスツールというその名のごとく、羽ばたきそうな非常に軽やかな表現となっており、座っても大丈夫かと躊躇してしまいそうにもなる。一見、奇をてらったデザインのようにも思えるが、2枚の板が2つに割れたお尻を支える様子は、意外に理に適っているようにも見え、曲木のしなり具合も、絶妙に丁度いいようである。

[もっと読む…] about 【バタフライスツール】蝶が羽ばたくようなシンメトリーで軽やかな椅子

Filed Under: 絵日記

【ヒョウモントカゲモドキ】タンジェリンの定量化【色相見本】

2018-08-28 by i-korih コメントを書く

タンジェリンというモルフ

タンジェリンとは、オレンジ色を強く発色しているモルフ(種類)のことを指す。レオパの中では、人気の高いモルフで、多くのブリーダーが独自の色味をもつ血統を生み出している。

※タンジェリンの血統については下記のURLがよくまとまっていたので、勉強させていただきました。→bleeder.io『タンジェリン』

タンジェリンの定量化

一般に発色の強い生体ほど、高額で売買されている傾向が見て取れるが、どの程度オレンジ色が強ければ良い色見なのかは、感覚値によるところが大きいように感じる。慣れたブリーダーの方は経験値から良し悪しが判断できるんだろうが、素人にはなかなか難しい。(どれもキレイ!で終わってしまう)

素人の僕でも色見の程度が判断できるよう定量的な尺度がないだろうか…。

そこで、 色見本帳を使い、タンジェリンの色を定量的に評価できないか試してみた。

[もっと読む…] about 【ヒョウモントカゲモドキ】タンジェリンの定量化【色相見本】

Filed Under: 爬虫類

【ビルバオ・グッゲンハイム美術館】動的ダイナミズムが生み出す新たな建築像

2018-08-08 by i-korih コメントを書く

180708_ビルバオグッゲンハイム_外観2
ビルバオグッゲンハイム_外観

ビルバオ・グッゲンハイム美術館の概要

  • 設計者 :フランク・O・ゲーリー
  • 建設年 :1997年
  • 用途  :美術館
  • 構造  :鉄骨造・鉄筋コンクリート造

踊る建物、うねる外壁、普通の建築には似つかわしくない形容があてはまる、それがビルバオ・グッゲンハイム美術館である。

ビルバオの地域再生の中心的役割を与えられた美術館は、その猟奇的なフォルムで、期待以上の成果を挙げている。見るものを圧倒するその斬新なフォルムは今でも色褪せない独特の魅力がある。

ビルバオ・グッゲンハイム美術館が魅力的に見える2つの理由

建築の形に魅力を感じるとき、形状の認識しやすさが重要だと僕は思っている。ビルバオのグッゲンハイム美術館の形は規則性がなく、かなり複雑で判別しがたい。しかし、その形容しがたい形状に魅力を感じるのはなぜであろうか。僕は2つの理由があると思う。

[もっと読む…] about 【ビルバオ・グッゲンハイム美術館】動的ダイナミズムが生み出す新たな建築像

Filed Under: 未分類

【手のデッサン】手の形の持つジオメトリ

2018-07-07 by i-korih コメントを書く

手のジオメトリ

手のデッサンの書き溜め場所。ただデッサンをするだけではおもしろくないので、手の「表情」の持つジオメトリを考え一筆加えてみる。

指先時計塔

180624_指先時計塔
180624_指先時計塔

人差し指がピンと伸びた瞬間、背景が青空になり、爪に文字盤が浮かび上がる。

指の輪っかくぐり

20180618_指くぐり航空ショー
20180618_指くぐり航空ショー

ライオンをくぐらせるか、ジェット機をくぐらせるか…。

ペンギン滑り台

手の甲にのるペンギン
手の甲にのるペンギン

手の甲をグッと反らせて、できるだけ滑らかなカーブをつくる。

[もっと読む…] about 【手のデッサン】手の形の持つジオメトリ

Filed Under: 雑記

  • « Go to Previous Page
  • 次のページへ 1
  • 次のページへ 2
  • 次のページへ 3
  • 次のページへ 4
  • 次のページへ 5
  • 次のページへ 6
  • Go to Next Page »

最初のサイドバー

管理人:i-korih

円

大手設計事務所勤務の建築家 / 爬虫類ブリーダー / 家族肖像画家 / 2児の父

仕事に子育てに多忙を極める中、人生を少しでも楽しむための情報を発信中。

カテゴリー

  • 未分類
  • 爬虫類
  • 絵日記
  • 読書ログ
  • 雑記
  • ヒョウモントカゲモドキの飼育関連
  • 雑記
  • 読書ログ

Copyright © 2025 · Genesis Sample on Genesis Framework · WordPress · ログイン