昨今の爬虫類ブームも経て、すっかり馴染みやすくなったヒョウモントカゲモドキ。新たに飼い始めたいと思っている人も多いのではないか。
ヒョウモントカゲモドキは愛らしいその外見を持っているが、生き物であることを忘れてはいけない。
飼育するにあたってポイントを抑えておさえて、しっかりした飼育環境と知識を整えた上で臨みたい。
この記事で、ヒョウモントカゲモドキの飼育歴5年になる僕が、飼育についてのノウハウしっかり伝授していきたい。
この記事を読めばヒョウモントカゲモドキの特徴や飼い方について、基礎知識が身につくようになっている。さらに深掘りしたい人に向けて、詳細の記事へのリンクも付けているので、必要な箇所をしっかり読んで役に立てていただければと思う。
目次は以下の通り。
ヒョウモントカゲモドキをお迎えする前に
人気のヒョウモントカゲモドキモドキ、その理由は何なのか?
僕の考えるヒョウモントカゲモドキ=レオパの魅力はずばり以下の通り。
- 見た目が可愛い、かっこいい!
- 他の爬虫類に比べ、丈夫で飼育手間がかからない。
- 種類(モルフ)が豊富で色々な見た目のやつがいる。
下の記事で僕が考えるレオパの魅力を最大限アピールした記事を書いている。さらに、飼育にあたって大変なこともまとめておいたので、レオパ飼育を迷っている人は、ぜひこの記事を読んで、最初の1歩を踏み出してほしい。
レオパはどこでお迎えできるのか、値段はどのくらいか
いざ、レオパをお迎えすると決心したら、次はどこでお迎えできるのか、お値段がどれくらいかが気になるところだろう。
爬虫類ショップでのお迎えが基本になるが、他にも購入の手段は色々ある。値段も5000円くらいから30万円の個体までピンキリだが、安く購入する方法もある!
そんなことを下の記事で詳しく書いているのでぜひ読んでみてほしい。
ヒョウモントカゲモドキを飼うにあたっての事前準備
お迎えの仕方もわかったところで、いざショップへ!!
と思っているあなた。ちょっと待ってほしい。いくらレオパがお迎え・飼育しやすいとはいえ、生き物を飼うというのはそれなりの下準備が必要となる。
どんな準備が必要なのか。
爬虫類にとって一番大事な温度環境の基本的な考え方と整え方
爬虫類全般にとって最も大事なことは適切な温度環境の維持である。
年間通じて、特に温度が下がる冬にケージ全体の空気温度で、27−30℃程度の温度環境がつくれないと、いくら丈夫なレオパといえど調子を崩してしまう。
温度環境ってどうやってつくればいいの?調子を崩すってどういうことが起こるの?
そんな疑問を持った人のために、しっかりと記事をまとめておいた。
爬虫類にとっての温度の重要性を知っていただくと同時に、温度環境のつくり方を学んでいただきたい。
さらに、こちらは実際に僕がDIYでレオパの温室を作成した時の備忘録である。必ずしもこれが正解なわけではないが、けっこう頑張って作ったので、一つの参考例として見ていただければと思う。
次にレオパをお迎えするにあたっての飼育環境を整える
温度の準備が整ったら、次はケージ=レオパのお家を用意する。レオパの家に必要な主なものは以下の通り。
- ケージ
- シェルター
- 水入れ
- 床材
最近では、ケージやシェルターにも色々な商品が売られていて、どの商品がよいのか迷ってしまう。
こちらの記事では具体的な商品とその選定基準、さらにはあると飼育がしやすくなる便利アイテムをまとめているので、是非参照してほしい。
ヒョウモントカゲモドキの餌についての基礎知識
家の準備も整ったら、いざお迎え!お迎えするときは、是非餌も同時に購入しておいてほしい。
正直、虫が苦手なんだけど、そんなわたしでもレオパを飼えますでしょうか…?
そう思っている人は多いと思う。何を隠そう、僕も最初はそう思っていた。
餌にも生きた昆虫以外に、冷凍餌、乾燥餌、人口餌といろいろな餌がある。それぞれメリデメがあるし、どうしても活餌が必要な場面もある。
以下の記事で餌に関する知識をしっかりとまとめておいたのでぜひ見ておいてほしい。
お迎え当日の給餌はNG
ちなみにレオパをお迎えした当日の給餌はしてはいけない。
爬虫類は環境の変化に非常に敏感で、お迎え当日はストレスを抱えているため、吐き戻しや消火不良を起こしやすくなってしまうのだ。
念願のレオパをお迎えしたのだから、ついつい構ってしまいたくなるが、お迎えした個体の様子を見ながら、1-3日は餌を挙げず、環境に慣れるのを落ち着いてみてあげるのが大事である。
ヒョウモントカゲモドキに関するトラブルシューティング
ここまでこのブログをしっかり読んで準備してくれた方は、滅多なことではトラブルは起こらないと思うが、それでも問題が起きるのが爬虫類飼育である。
レオパが消化器系の不調をきたした場合
レオパの健康に関するトラブルは、いろいろなものがあるが、一番問題になりやすいのは消化器系の不調である。
健康の度合いを示すバロメーターとして糞の様子を毎日観察しておくことをお勧めする。
万が一、下痢やはき戻しが数日に渡って続く場合は、消化器系に何らかの不調をきたしている可能性がある。以下の記事を読んで、原因と対処法を確認していただきたい。
温度環境やストレス要因を整えて、なおも不調が続く場合は最悪のケースを疑った方が良い。
レオパはクリプトスポリジウムという致死性の病気を患うことがまれにある。クリプトに感染すると、餌をたべても体重がどんどん減ってしまい、やせ細り衰弱し、最後には死んでしまう。
でも絶望しないでほしい。クリプトが疑われた場合でも、対処次第では一命をとりとめ健康を取り戻すケースもある。
以下の記事で、体験談を交え、クリプトへの対処をまとめている。僕の経験をすべて詰め込んだ渾身の記事なので、是非みなさんのお力になれればと思う。(有料記事)
レオパが卵詰まりとなった時
その他、雌のレオパを飼っている方は卵詰りにも注意が必要だ。
卵詰りを起こすと、体内で大きくなりすぎた卵が内臓を圧迫し、最悪死に至ってしまうこともある。
卵詰りを未然に防ぐ方法、卵詰りになった時の対象法も記載しているので、是非参照してほしい。
まとめ
改めてヒョウモントカゲ=レオパが人気になり、一般の方の認知度も上がってきてうれしい限りである。
ただレオパは犬猫などと比べてまだ飼育の歴史が浅く、飼育するうえで分かっていないことも非常に多い。飼育している中で、困難に直面することもあるだろう。
そんなときに、このブログが皆さんの役に少しでも立てればと思う。僕も引き続き飼育していく中で得た情報は、継続してこのブログに反映させていきたいと思う。
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